International Symposium on Multifaceted Protein Dynamicsに参加しました。

国際会議、International Symposium on Multifaceted Protein Dynamicsに参加して、研究成果を発表しました。光遺伝学ALSモデルの続きの成果も発表できました。タンパク質の基礎的性質に関する伝統的な学会で、非常に勉強になりました。

愛知県あたりまで迫ってきた台風ですが、会場の福岡へアクセスが最も難しかったのが静岡でした。東京行きのこだまが運行されたので、間に合いました。

サイエンスのレベルが高いのはもちろんのこと、水族館での懇親会など、とても美しい会場でした。

国際ゼブラフィッシュカンファレンスに参加しました。

第18回国際ゼブラフィッシュカンファレンス in 京都に参加しました。

久々の参加です。ALS研究におけるゼブラフィッシュの価値を確認するためには、ゼブラフィッシュ以外の学会に参加したほうが良いと考えて、ここ最近は、国際ゼブラフィッシュカンファレンス(IZFS学会)は、参加していませんでした。最後の参加から、もう10年以上は経っていたと思います。

久々の参加でしたが、たくさんの旧友人に再会できてよかったです。コミュニティーの学会の良さですね。

これからは、定期的に参加します。

前夜の送り火、大文字。

申請の息吹に充ちて 〜8〜

武田科学振興財団のビジョナリーリサーチ助成に採択されました!

負荷の高い運動(エクササイズ)は、ALSのリスク因子であることが知られています。この提案では、エクササイズが運動ニューロンにもたらす変化を詳しく研究して、リスクの分子実態を明らかにしたいと思います。

イメージングしやすいゼブラフィッシュの利点を、最大限に活かしたいです。

このテーマに参加してくれる大学院生、ポスドク、共同研究者を募集しております!

第57回日本発生生物学会@京都に参加しました

第57回日本発生生物学会@京都に参加しました。確認すると、9年ぶりの発表でした。疾患の研究を始めてから、なんとなく発表しづらくなって、次第に足が遠のいてしまいましたが、今回は、疾患と代謝のセッションがあり、時代が変わったように感じます。

神経変性疾患は、ある特定の神経細胞種が特に変性しやすい、という特徴を持っています。そのような選択的な変性が起こる仕組みを考える時、どのように、その特異的な細胞種が生み出されるのか?という視点はとても大切です。そうやって突き詰めると、ある程度は発生の問題になるのではないか、と感じます。

申請の息吹に充ちて 〜7〜

公益財団法人G-7奨学財団、研究開発助成事業(バイオ・IT分野)に研究課題が採択されました

課題名は「ALSリスク評価に向けたTDP-43スプライシング活性のライブイメージング動物モデルの開発」です。

運動ニューロンで、TDP-43の機能低下をリアルタイムに検出することができるようになれば、健康な運動ニューロンと、健康さを失いつつある運動ニューロン、健康ではない運動ニューロンを区別できるようになるのではないかと期待しています。

ALSの原因に迫ろうとする最新の研究を2023年末のALSシンポジウムで数多く聞き、必要だと考えたプロジェクトです。

締切に迫った申請でしたが、応募してよかったです。助成金を有効に使わせていただき、研究を進めたいと思います。

神経システム病態研究室@国立遺伝学研究所が、スタートしました。

国立遺伝学研究所で、新しい研究室をスタートすることになりました。

研究室の名前は、神経システム病態研究室です。

身体の動きを生み出す運動神経回路の、未だ知られていない基本的な性質を探求します。そして、そこから得た新しい発見をもとに、神経変性疾患である筋萎縮側索硬化症(ALS)の原因究明と治療法の開発に取り組みます。

博士研究員と大学院生を募集中です!

研究室のスタートを記念して、モデル生物として用いるゼブラフィッシュの小さいステンドグラスパネルをデザインしていただきました。窓からの光を受けて、輝いています。