第7回せりか基金賞の授賞式

一昨日は、都内で開かれた第7回せりか基金賞の授賞式に参加させていただきました。4名の先生方が受賞されました。おめでとうございます!

患者さんと、支援者、研究者の心が一つになった感動的で特別な会でした。

7年で、寄附金の累計が1億円を超えたとのこと、関係者と支援者の熱意に頭が下がります。

研究者は、研究を進めます。

ZDM16に参加しました!

米国ダーラムで開催されたゼブラフィッシュ疾患モデル学会(Zebrafish Disease Model Society)年会、ZDM16に参加しました。

主に疾患の病態解明やドラッグスクリーンを指向した学会で、230名ほどの規模なので多くの人と知り合いになれました。

Reorganization of central carbon metabolism rescues TDP-43 proteostasis collapse in spinal motor neuronsの演題で発表しました。

昨年のシェフィールド大会で招待講演したので、今回はポスター発表で申し込みましたが、ポスターに加えて、神経科学分科会で10分、コンカレントセッションのフラッシュトークで3分、話すことができました。

新しく試したイントロのスライドも良かったのではないかと思います。意図したユーモアで、ちょっと笑いも起こりました。

1st Ploidy Meeting 第一回倍数性研究会

第一回倍数性研究会に、世話人として参加しました。

染色体のひとセット(倍数性)が変動する個々の現象もとても面白いですが、その中に共通の原理があるのか、ないのか、さまざまなモデル系を用いて議論が深まり、盛り上がりました。

私は、神経細胞の倍数性の変動とALSとの関係に興味があります、という発表をしました。

第29回小型魚類研究会に参加しました!

9月21日−22日に埼玉大で開催された第29回小型魚類研究会に参加しました。

3年連続で発表したので、今年は勉強に専念しました。今年の演題は分野の偏りなく、ハイレベルな内容でした。魚のコミュニティーにとどまらず、各分野で活躍されている先生方や、学生さんの発表を楽しみました。

来年は、京都での国際ゼブラフィッシュミーティングとの合同開催で、さらに盛り上がるのは間違いないでしょう。

ゴードンカンファレンスに参加しました。

コロナで延期になっていたゴードンカンファレンス「Amyotrophic Lateral Sclerosis (ALS) and Related Motor Neuron Diseases」に参加しました。スイスのレ・ディアブルレという美しい村で開催されました。

ALS治療に関する素晴らしい演題があり、こころ打たれました。われわれは、まさに歴史の転換点にいるのではないか。参加できてよかったです。

私は、細胞のエネルギーという観点から、ALSに対する運動ニューロンの弱点について調べた研究成果を発表しました。

ZDM15に参加しました。

ゼブラフィッシュをモデルにつかったヒト疾患研究を行っている研究者が成果を発表する、ZDM15@Sheffieldに招待していただき、講演しました。タイトルは「Energy homeostasis and neuronal vulnerability in ALS」です。大切なフィードバックを沢山いただきました。会場のSheffield City Hallのステージは歴史を感じました。BeatlesやQueenも立ったことがあるそうで、密かに興奮しました。市街には、マスクをしている人はほとんど見当たらず、ほとんどコロナ前に戻っている様子です。3年ぶりの海外学会でしたが、刺激的でした。

来年は、米国DurhamでZDM16です。