加齢とともに、脳の細胞が変性し失われてしまう認知症などの病では、若者や健康な高齢者には通常は検出されないある異常なタンパク質が、徐々に細胞に蓄積してその働きを弱らせ、やがては細胞を変性させてしまうと予想されている。
12月に参加した学会で、“超”健康にお過ごしのスーパーお年寄りは、こういった異常なタンパク質を除去する「抗体」を持っているのではないか?と予想して、実際に、スーパーお年寄りから異常タンパク質に結合する抗体を発見した、という研究発表を聞いた。しかも、この抗体を投与された認知症マウスの症状も改善したというから、すごい!
今日は、家族のサポートで、富士マラソンフェスタ2018 in FUJI SPEEDWAYに参加。
帰りがけに「一枚、撮ってもらえますか?」と、どう見ても60代には見えないお年寄りランナーに声をかけられた。スマホを返すときに、「結構走るんですか?」と聞いてみると、控えめな小声で「まあ、月に一回ぐらいは。。。」。
「このおじいさん、抗体もってるな、絶対」と、思ってしまった。
