Better to light a candle than to curse the darkness (暗闇を呪うより、ロウソクを灯そう)

突然、これまでのような研究生活を送ることが難しくなってしまいました。難局が去った後の、新しい”ふつう”が何なのか、楽しみです。今は、過渡期で、実験ができない分、文章を書くとき。

今年発表した、ALSモデルの論文を受けて、そのまとめと、展望を”Perspective”として、投稿しました。まだまだ書きます。

写真は、石で表現しようとしたタンパク質の相転移。TDP-43(オレンジ)が形成する凝集体のうち、比較的均質な凝集体(左)に毒性があるのか?、それとも、不均質な凝集体か?、それとも両方?、はALS病態を考える上で、重要と思われます。表紙を狙おうとしましたが、石の写真が綺麗に撮影できなかったので、諦めました。

Better to light a single candle than to curse the darkness(暗闇を呪うより、ロウソクを灯そう)は、今にふさわしいQuoteです。Perspectiveのタイトルは、ここからいただきました。

執筆のとき

ラボ時間を8割カットするために、ラボワークは早朝の2時間、その後は家で執筆です。執筆に力が集中しすぎて、それはそれでパワーが要ります。このスタイルにも慣れていかないと。夕方は、気分転換に走ります。マスクをしているので、そんなに長く走れませんが、これまでは気づかなかった、いい景色にも出会えます。

夕ぐれの富士山

グラフィカルアブストラクト(Graphical Abstract)

ゼブラフィッシュに青い光を照射して、運動ニューロンの変性を早送りで再現する、という研究のコンセプトを表す図。論文は、グラフィカルアブストラクトが必要のない雑誌に受理されたので、出番がなくなりました。

もともとの論文のタイトルは、「Optogenetic modulation of TDP-43 oligomerization fast-forwards ALS-related pathologies of the spinal motor neurons」 。エディターからの勧めで、fast-forwards(早送りする)は、acceleratesに変更になりました。