2025年の終わりに

今年は新しいメンバーが加わり、研究室が賑やかになってきました。10月には研究室から初の論文を発表することができました(https://www.nature.com/articles/s41467-025-65097-0)。またこの年の瀬に、プレプリントも公開することができました(https://www.biorxiv.org/content/10.64898/2025.12.24.696356v1)。来年はこの新しい遺伝子発現法により、我々の研究にはこれまでになり深さが加わりそうです。研究コミュニティー全体にも貢献する技術に育てたいと思います。

さらに新しいメンバーが加わり、さらにモメンタムが増しそうです。

今年の一枚は、ダークセル(dark cell)。来年はこの謎にも迫りたいです。

遺伝学講座・みしま

昨日は、遺伝学講座・みしま、で講演しました。

タイトルは「熱帯魚と挑む、難病ALSの解明」。ALSとは、どんな病気なのか、を理解していただくよう心がけました。また、研究室でのプロジェクトについて紹介しました。

心臓の筋肉はなぜ衰えなのでしょうか?という会場からの鋭い質問ですが、これも未だわからない謎です。

2022年の終わりに

2022年は、4月から再び遺伝研で研究をすることになりました。

3年間の東京医科大での勤務では、医学系の先生方にご指導していただく機会を数多く与えていただきました。コロナの時期と重なってしまいましたが、この経験は大きな財産となりました。研究を支えてくださった先生方や、大学の職員の皆様に感謝してもしきれません。

これまでのALS研究を継続する傍ら、思いもよらず、細胞核に焦点をおいたALS研究の方向性も出始めました。ふるさとに帰るような感じもしますが、来年はALSの観点から染色体の研究も進めたいと思います。

ここ数年は、研究の一年先はどうなっているか全くわからないので、どこに連れて行ってもらえるのか、研究の展開にワクワクしています。アントニオ猪木さんの詩で締めくくって、新しい年を迎えたいと思います。

この道をいけば どうなるものか

危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし

踏み出せば その一足が道となり その一足が道となる

迷わず行けよ 行けば分かるさ

第6回「せりか基金賞」授賞式

先週の金曜日に、都内で開催された第6回せりか基金賞の授賞式に参加しました。6名の先生方、ご受賞おめでとうございます!

研究テーマは、どれも新しい切り口の研究で、内容を詳しく教えて欲しかったですが、それはまた今後の楽しみに。革新的な研究を支援するというせりか基金のポリシーを強く感じました。TDP-43の長谷川先生も、ご講演くださいました。

3年ぶりの対面開催で、より強く感動しました。初心に帰ることができました。

第10回オートファジー国際シンポジウムに参加しました

札幌で開催された第10回オートファジー国際シンポジウムに参加しました。

ALSで障害を受けやすい神経細胞とオートファジーの活性に何らかの相関関係があるのではないか、という発見についてポスター発表を行いました。オートファジーは、自分にとっては新しい分野ですが、専門家の先生方からアドバイスを沢山いただくことができました。

オートファジーの分野は日本で大きく発展しましたが、10回を数えるこのシンポジウムはまさにその歴史であるとうことを知ることができました。

論文執筆への大きなヒントを得ました。