申請の息吹に充ちて 〜3〜

昨日は、公益財団法人内藤記念科学振興財団の2022年度科学振興賞・助成金の贈呈式に参加しました。

科学振興賞を受賞された柚崎先生の受賞講演を拝聴させていただき、感銘を受けました。

式に先立って、授賞式の資料に記されていた、財団の設立趣意書を熟読してしまいました。私が生まれる前の、昭和44年(1969年)の設立です。

欧米に比して近代科学の歴史が浅いとはいうものの、明治維新後100余年が過ぎた今日、科学研究の面においても、それを利用する産業界においても、日本にオリジナリティをもつ独創的な発明や発見が貧困で、底の浅さが強く指摘されている。

自然科学の基礎的研究の振興なくして、すぐれた応用科学品を産み出すことは、木によって魚を求めるにひとしいたとえのとおりであって。。

このように指摘することは、ある意味、容易いのかもしれませんが、50年以上も基礎研究に投資してくださっていることは、本当に尊いことだと感じ、感謝の念を持って帰路につきました。

私は、助成金をいただくことができました。DNA損傷とALSの関係について、基礎研究を進めたいと思います。

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