Stay-at-home scienceの成果

今週は、1週間のうちに2編の総説が受理されました。論文はそんなに頻繁に受理されることはないので、珍しいことです。一気に悦びがくるのはもったいない感じもしますが。

この2報の総説は、昨年の春ごろから書き始めたもので、光遺伝学ALSモデルの研究からみえた疑問点と、ゼブラフィッシュを使ったALSモデルについて、どういった視点から一般化できて、将来の研究に繋がられるかをたっぷりと考えることができました。コロナウイルスによる半Stay-at-home状態の時に話が来たので、できるだけ原稿を書こうと引き受けましたが、やはり、論文を書くというのは簡単なことではありません。締め切りをちょっと延ばしてもらったりして、困難がありましたが、いろいろと考えがまとまってよかったです。論文を読めば読むほどに考えが深まり、先人の偉大な努力の積み重ねに、ただただ畏怖の念を覚えました。

近日中に公開されると思います。なんとかこの2編の総説を和訳して、一般の方々にも少しでも伝わるようにしてみたいと思います。

投稿後にデスクトップマックがこわれるというハプニングがあり、アドビ・イラストレーターで描いた図を、ほとんど初めてのInkscapeで描き直さなければならなくなりました。いまでは、だいぶ上達したので、怪我の功名です。

下図は、Inkscapeで描けるようになった図です。

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