オンラインユーモア

先週は、静岡<ー>東京を結んで、オンライン講義をしました。学生さんは、もう何度かオンライン講義を受けているようでしたが、私は初めてでした。対面ですと、ユーモアがヒットしたか、それとも、失笑か、すぐにわかりますが、オンラインでは感触はつかめないのが難しい。それ以外は、滞りなくすみました。全体的に、オンラインで十分ではないか、という感覚さえ覚えました。

講義も学会も、一気にオンライン化されています。

昨今のオンライン化の流れを受け、海外の学会に参加するのが、急に昔のスタイルのようにも思えてきます。振り返ると今年発表したALSの論文は、5年前、海外の学会に参加して、海外研究者と直接話したことに大きく影響を受けています。

学会会場の外でたたずんでいた大物C先生に話しかけると、「この分野は、考え方が偏っていて、自由に仮説を提唱できる雰囲気があんまりないよね。もうALSの研究は多分やめるよ。」とボヤいておられた。その後、C先生はALSの研究をやめていませんが、当時なんとなく感じていた分野特有のドクマのキツさというか窮屈さが、あながち外れていなかったのだ、と少し勇気づけられました。私だけではないんだ、と。

また別の学会では、S先生に、「ちょっとキツい言い方になるけど、そのアプローチはあんまり意味はないわね。」と言われて、傷つきつつも、発奮したのを思い出します。今でも忘れていませんよ(感謝)。

こういった対面の出会いによる強い動機付けがなければ、論文は良い方向にいかなかったと思います。このような対面の機会は、今後はなかなか起こることがないでしょう。

悲観はしませんが、今後は良くも悪くもオンラインでの講義や学会が主体になるので、また別の形の出会いや、それによる動機付けがあるに違いありません。オンラインでは、地理的な壁がなくなるので、これまでよりももっと出会いが増えるはず。講義でも、学会でも積極的にいろいろな人に触れるのが肝要。この点は、昔もこれからも変わらない。

オンライン講義で、学生を強く動機付ける力と、、ユーモアの技法というのを編み出したいですね。

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